Youtubeのスカッと動画に海外からのパクリらしきものが増えている

以前スカッと動画というものが爆発的に増えていて気持ち悪いという記事を書いた。
juangotoh.hatenablog.com
いまはこのころとは結構変わっていて、漫画とVyondアニメのチャンネルはかなり縮小。ライン画面でストーリーをつなぐものも減っている。結果残ったのは、猫や風景の実写動画をバックに、画面下部にテキストを表示、声優さんが読み上げる形の朗読系スカッと動画であり、現在はこれが主流になっている。つまり動画制作のコストを低減する方向に進んでいると思うのだけど、ここ最近、このフォーマットでやってるけど、画面下部に暗い帯を表示しながら、そこにあるべきテキストが一切表示されないチャンネルが増えている。これ、完全にフォーマット壊れてるので意味が分からないのだけど。
www.youtube.com
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なんか、チャンネル名が、イブラヒムとかアーメドとか、アラブ系の名前っぽいものが多い。そして字幕がないのに画面の下方に半透明な黒い部分がずっと表示されている。
ものによっては、説明文に「ナレーションが不要だと感じられた方はミュートにしてお楽しみください」の文言があるが、ミュートにしたらテキストがないので一切ストーリーがわからないのである。

これらのチャンネルの中には、あきらかにほかのチャンネルで聞いた事のある動画のOPやED音楽がそのまま入っているものもあった。つまり、朗読音声をほかのチャンネルからコピーして作成されている完全なパクリチャンネルだと思われる。

つまりどういうことかというと、日本のスカッと動画という、なんだか再生数の多いものをコピーしようと思ったが、まんまコピーではYoutubeのAIにはじかれる。これらの朗読動画は背景が犬猫、ネイチャー系の素材動画で作られている。なので音声と説明文だけ拝借し、背景動画をそれぞれ新規にいくらでも転がってるネイチャー系から調達し、なんか画面の下半分が暗いからそれも再現したけど、日本語の字幕を打ち直すのが無理だからそのままブランクにした外国人の仕業ではないかと思うのだ。なんだか闇が深い話だと思うのである。