スカイリムは一本道RPGとあんまし変わらないよ

 

スカイリムというゲーム、僕は大好きなのだけど、オープンワールドRPGとなっている。どこに行って何をやるのも自由。やらないのも自由というやつだ。そういうのは苦手という人は結構多い。昔のドラクエやFFなら、冒頭からだいたいすべきことが示され、また道がふさがってたり後で手に入る乗り物がないと超えられないマップがあったりで、ストーリー進行から外れないようになっているのだが、そういうのがないと「なにをしていいかわからない」というのがその理由だ。うちの妻もそう言っている。

 

しかし実はスカイリムとかって意外と親切で、やるべきことを結構丁寧に教えてくれるので、実はあんましドラクエやるのとかわらない。

 

まず冒頭はしばらく操作すらできないオープニングで、さりげなく状況説明がされる。その後事件が起こって自由に動けるようになるが、目の前のNPCに話しかけられ、画面上に「○○についていく」などのミッションが表示され、そのとおりにやってるうちに、操作方法を修得する。事件の起こった町から脱出して最初の村に行くまでNPCがつきそってくれるし、その後どこにいけばいいか教えてくれる。あえてそこから外れて広大なスカイリム世界をうろつくことももちろん可能だけど、言われたことをこなしていけば自然とメインクエストを消化していくことになるのだ。やるべきことがどんどん出てくるけど、その進行速度は自由にできるという感じで違和感はあまりない。

だいたいクエストはドラクエなんかで揶揄された「おつかい」と似たようなものだし、クエストをこなすことで次のクエストにつながったりもする。

 

ただ、クエスト消化しようと移動してるといかにもな遺跡やダンジョンがあったりして、ちょっと入ってみると新たなクエスト発生したりするので、どれから先に消化すべきか悩むこともあるだろうけど、だいたいどれを優先しても、ほっぽっといたクエストが自然消滅することは少なく、ちゃんと待っててくれるので慌てる必要はない。

 

ただ、少なくともスカイリムというゲームの中では特に大した意味や、他とのつながりのないクエストも存在するので、「あれはどういう意味で、この後どういう風に発展するのだろう」と思ってると肩透かしを喰う場合もある。すべての設定されたダンジョンやクエストに、ラストに繋がる壮大な意味があるとは考えない方がいい。

 

未処理のクエストが溜まってしまった場合、「ジャーナル」という機能が役に立つ。これは発生したクエストやサブクエストを一覧してくれるし、特定のクエストに印をつけてマップを開くとそのクエストのための行き先を示してくれたりする。

大事なのは人の話をちゃんと聞くことで、会話を全然聞かずに勝手に歩き回ったらさすがに何をしていいかわからなくなる。でもそれってドラクエでもそうだよね。ただ、スカイリムの場合人の話を聞いてもなんかすげえ意味不明なことがある。これは翻訳が悪いのだけど、このさいしょうがないのでそういうときは「こういう意味かな」と思って進めよう(笑)

 

あと、このゲームは「ラスボスを倒したらすべてが解決してめでたしめでたし、エンディングが流れてTHE END」ってわけではない。メインクエストのラスボスにあたるものを倒した後もクレジットも流れずゲームはそのまま続く。メインクエストはあくまで「普通に進めていく時に中心になるお話」でしかなくて、他にもプレヤーがやればなんらかの結果が出るクエストがいっぱいある。それらをすべて消化しても、モンスターや山賊退治のクエストはいつまでも発生する。ただしそういう無限に発生する賞金稼ぎクエストはある程度やると同じものがなんども出てきて飽きるので、そのへんがゲームのやめどきかもしれない。

 


スカイリム デモ skyrim Demo 01 PV - YouTube


スカイリム デモ skyrim Demo 02 PV - YouTube


スカイリム デモ skyrim Demo 03 PV - YouTube