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銀英伝のアニメでちょっとだけ不満なところとか

アニメ・ゲーム

こんな情報が…

 

 OVA110話一挙配信は、多分全部見るのは無理だと思うけど、時間があったらちょっと見てみようかな。ところで銀英伝OVAの前に映画版「わが征くは星の大海」が公開されている。この作品はOVAシリーズの前日譚であり、一応原作(外伝)にもある話なので、基本的に矛盾はしていないのだけど、本来原作中ではまだヤンとラインハルトがお互いを認識する展開にはなっていない。二人が初めて戦い、互いを知るのは原作小説の一巻で描かれたアスターテ会戦での話で、前日譚とはいえ、後から出た外伝で描かれる際、そこで知り合ってしまったら矛盾するわけで。

しかし一本の映画にするのにそれでは華がないためか、惑星レグニツァの戦い及び第四次ティアマト会戦で、ヤンがなにかと活躍し、最後にラインハルトとヤンがお互いの名前を知るようにしてしまった。原作ではこのときのヤンは、ラインハルトの戦術や立場を見抜いてはいるが、基本パエッタ中将に意見を却下されてばかりでなにもできていない。しかし映画ではアッテンボローに目配せして艦を急上昇させたり(「何をするんです!それは上昇レバー!!」「おおっとすまん、めまいが」というアッテンボローの茶番が寒い)、囮を自ら引き受けて、奇策を用い、ブリュンヒルトにユリシーズを近接させてラインハルトを人質に同盟軍の脱出を助けたりしている。

なんというか、原作全体のエッセンスをまとめようとしたような感じで、単発の映画としてはありだと思うのだけどOVAOVAで、映画版をなかった事にして仕切りなおしてもよかったと思うのだ。OVAでも後に外伝シリーズのアニメ化やったし。

 

結果的に、OVA一巻では、戦闘前から

ラインハルト「一つ問題があるとすれば、敵にあの男がいるかどうかだ」

キルヒアイス「かつて、エル・ファシルの英雄と呼ばれた男…」

ラインハルト「うん…」

 

などと思い切り意識してしまってる。ヤンの方も

ヤン「数の上ではね、勝利は約束されたようなもんだ、だが…」

アッテンボロー「だが?」

ヤン「敵の司令官はやっこさんだ」

アッテンボロー「ローエングラム伯ラインハルト、確か上級大将」

ヤン「そう、白い艦の司令官、やっこさんは何をやるかわからない」

 

といった状態。まあストーリー展開上は、映画版で救われたためにヤンを見なおしたはずのパエッタが今回も全然言うことを聞かないとかの細かい点を除いて矛盾はないんだけど、なんというかこういうふうに互いを警戒してるとなると意外性や緊張感が少々損なわれるなあと。

あと今回の一挙配信みたいにOVAから見る機会も多いわけで、映画版と矛盾しないように追加したはずのセリフのせいで「お前らいつ知り合ったんだよ」とかえって謎になってしまう問題もある。

 

そのへんも再アニメ化ではちゃんとやってほしいものだけど、再アニメ化については、最初の発表以降一切続報が出てこないんだよな。どうなってんでしょう。