Windows8.1に統合されたSkyDriveに間違ってもエロ絵を入れてはいけない
WIndowsが8.1になって、SkyDriveがOSに統合された。なんというかSkyDriveは長いことWebからファイルをアップロード、ダウンロードする古色蒼然たるインターフェースを持っていたのだが、ついにOSからローカルドライブと変わらない使い方ができるようになった。まずはめでたい。と言いたいところだが、SkyDriveの規約を見たことがあるだろうか。
Web上でSkyDriveを開き、「使用条件」を見ると
Microsoft サービス規約 というページに出る。この中に
1.2.本サービスを使用するときに遵守する必要があるのはどの条項ですか。 マイクロソフトの目標は、より安全でセキュリティが強化された環境を構築することです。したがって、本サービスを使用する場合、お客様は、本条項、上記の参照によって本契約に組み込まれる Microsoft の迷惑メール対策ポリシー (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=117951) および Microsoft の倫理規定 (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=266426) (以下、総称して「本契約」といいます) を遵守する必要があります。
という項目があり、
倫理規定を見ると、
テキスト、画像、音声、映像、データ、情報、ソフトウェアを含む次のようなコンテンツのアップロード、投稿、送信、転送、配布を行ったり、次のようなコンテンツの配布を促進したりしないものとします。また、次のような方法では本サービスを使用しないものとします。
全体又は部分的な人の裸体、又はアニメ、ファンタジー アート、漫画などの人間以外の形態での裸体を含む、あらゆる種類の裸体の描写が行われているコンテンツ
ポルノ、わいせつ、俗悪、冒涜、憎悪、偏見、人種差別、不当な暴力を誘発、促進、又は表現するコンテンツ
という項目が厳然として存在するのだ。つまり一切裸の画像(アニメ絵であろうと写実的な絵画であろうと)をSkyDriveにアップロードしてはいけないのだ。
Windows 8.1でSkyDriveがOSに統合された結果、「ドキュメント」フォルダに保存しようとした絵をうっかりSkyDriveにミラーしてしまう可能性があり、これは非常に危険なことなのである。恋人の裸をとった写真、漫画家が仕事で描いた裸。その他なんであれ、裸の画像を保存した途端にマイクロソフトの倫理規定違反に問われる危険性が出てくる。
というわけで、もしあなたがなんであれ裸の画像を保存する可能性があるなら。
「ドキュメントを既定でSkyDriveに保存する」の設定はオフにしておくことをおすすめする。