進化論

ダーウィン進化論と日本独自の進化論

ダーウィン(とウォレス)の進化論は、遺伝子の発見以前のものなのだが、そのアイデアは驚くほど有効だ。それは非常にシンプルな考え方に基づく。 生物は自分より多くの子を作る。 子は親に似ているが僅かな変化がある。 生存環境において親より優れた個体は…

マーフィーの法則と進化論

マーフィーの法則とは、「なんであれ悪くなる可能性のあるものは必ず悪くなる」「トーストを落としたときに、バターを塗った面が下になる確率は絨毯の値段に比例する」といった、ペシミスティックな法則である。もちろん根拠はないが、なんとなく聞いた人が…

ミームと宗教。そしてちょっとだけコンピューター

人類は脳を発達させ、言語を発達させ、抽象概念を発明し、文字を発明して記録を残せるようになった。遺伝子的、肉体的に我々ホモ・サピエンスは10万年前とほとんど変わらないはずなのに、生活や文化がまるで違う。これはまぎれもなく進化論的現象であり、こ…

原発維持かつ中韓ヘイト反対という人の居場所がない雰囲気

まあ、「雰囲気」の話ってのは曖昧で、個人が感じているという事でしか語れないのだけど。 嫌中韓の言論に反対する事と、なんだかんだ言っても現状原発は必要だと発言すること、その是非はともかくこの2つは全く独立した問題で、連動しなければいけないこと…

退化の仕組みをふと考えた。

洞窟に生息する魚とかの目が退化する現象、あれはもともと洞窟に住むようになる前は機能する目があったわけで、洞窟の中で世代を重ねるうちにいつしか目の機能が失われてしまったわけだ。なぜわざわざ目が「退化」するのだろう。光のある世界では目の機能が…