科学

19世紀物理学のエーテルとは

19世紀、ニュートン力学が物体の運動を過不足なく記述し、電磁気学をマクスウェル方程式が過不足なく記述していた。物理学は「もうすぐ完成する学問」と思われていたのだ。この時代、光が波動であるというのは常識で、波動であるなら波を伝える媒質が存在す…

ドリンク剤と精力剤の曖昧な境界

ドリンク剤というのは、「ファイトー!いっぱあ~つ!!」で有名な「リポビタンD」に代表されるアレだ。主に疲労回復効果を狙った液体ビタミン剤と言っていいだろう。なお、あのCMで必ず山登りとかした『後で』飲んでるのは、あくまで疲労してしまった後の回…

秋葉原の生みの親、東京電機大学の知られざる影響

東京電機大学という大学は、首都圏の大学の中でも知名度の低い部類ではないだろうか。僕の田舎などでは武道が強く、試合などのTVで出場選手を見る機会があった国士舘大学の方がよっぽどステータスが高かった。僕がそんな東京電機大学を選んだのは、僕が理工…

ビタミンは退化もしくはずるい奴の印

健康のためにビタミンを摂取しようというのは近代以降わりと常識的な話だろう。ビタミンとはそもそもなにか。炭水化物(米とか芋とか)タンパク質(肉とか)脂質(まあ油)以外の、でも食事から摂らないといろいろ健康に影響が出てしまう有機栄養素だ。要す…

食品や薬品についての極端な添加物拒否傾向は有害だと思う

「ビタミンK2シロップ不投与事件」の教訓は生かされたのか? - うさりーぬの日記−あ、あとは勇気だけだ!− 「ビタミンK2シロップ不投与事件」の教訓は生かされたのか? - うさりーぬの日記−あ、あとは勇気だけだ!− このブログで批判されているFacebookに飛…

ニセ科学叩きがリンチになってないだろうか

かつて「と学会」が「トンデモ本の世界」を出して「トンデモ」という用語がある程度普及した。「トンデモ本」とは、「著者の意図とは異なる視点で楽しめる本」と定義されていたのだが、論理的には矛盾するオカルトや、どうみても正しくなりようがないニセ科…

ニセ科学と政治的傾向

かつてソ連においてルイセンコ学説が有力になり、メンデル遺伝学を正しいと思うものは排斥された。メンデル遺伝学は、あくまで子の形質は親から遺伝するものであるのに対し、ルイセンコ学説が獲得形質遺伝説であり、労働者が努力すれば社会が発展するという…

ヤマザキパンがカビないのは添加物のせいというアレに関連して

事実は製造工程を極めて無菌状態に近い状態に保つ企業努力によって品質が保たれているのだが、「ヤマザキパンは添加物のせいでカビない。だから体に悪い」という話は普及している。 実際食品会社は添加物を減らす努力をしているし、その状態で日持ちさせるよ…

「スペース☆ダンディ」第三話の賞味期限問題

明らかに異様な色になって変な煙が出てる食い物が登場。 ダンディ「なんだコレ?」 QT「ギャラクシー通販の位相差空間宅配便でお取り寄せした宇宙食です。一万光年先の宇宙から届けてくれるんですよ。ギャラクシー通販って、宇宙の果てにあるから、特に安い…

退化の仕組みをふと考えた。

洞窟に生息する魚とかの目が退化する現象、あれはもともと洞窟に住むようになる前は機能する目があったわけで、洞窟の中で世代を重ねるうちにいつしか目の機能が失われてしまったわけだ。なぜわざわざ目が「退化」するのだろう。光のある世界では目の機能が…